芍薬の種類や品種、別名を教えて!

「花の宰相」という別名を持つ芍薬には、いろいろな咲き方をする種類があり、品種も豊富です。
芍薬は元々牡丹に似ている花ですが、牡丹が木本であるのに対して、芍薬は草本であるという違いがあります。
日本には平安時代に薬草として伝わり、その後観賞用として様々な品種が作られました。
では一体どんな咲き方をするのでしょうか。
基本的に日本で品種改良され生まれたものは、一重咲きや翁咲きといった比較的シンプルな形をしています。
これに対して西洋で育成されたものはてまり咲きやバラ咲きといった花弁の数が多い種類が主流で、香りも強いのが特徴的です。
更に一重咲きで雄しべが太くなり、金色に盛り上がって見える金しべ咲きや、内弁が花弁化する冠咲きなどの種類もあります。
具体的な品種にはどのようなものがあるでしょうか。
人気の高いものには、例えばソルベ(別名ソルベット)などがあります。
ピンク、クリームイエロー、ピンクと三段に色分けしたように咲くのが特徴で、ボリューム感があり香りも強いのが人気の秘密です。
柔らかいライトピンクの八重咲きが美しいサラベルナール(別名サラベル)は古くからある品種ですが、強く育てやすいのが魅力です。
珍しい淡い黄色をしている楊貴妃も、中国からやってきた古いタイプですが外見が豪華で人気があります。

 

 

芍薬と牡丹の違いって何?

芍薬と牡丹といえば、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という美しい女性を表す言葉で有名です。
それでは、お花というと、すぐに想像できるでしょうか?そこで、芍薬の花について見ていきます。
ピンク色をした花びらが幾重にも重なった華麗な花で、女性らしさを表すのにぴったりです。
そして、牡丹はというと、ほぼ同じ見た目をしています。
素人ではその違いの区別は難しいかもしれません。
それでは、その違いについて見ていきます。
芍薬はその名の通り、漢方薬として有名です。
葛根湯やその他さまざまな生薬に配合されています。
葉っぱは丸く、つやがあります。
つぼみの形も丸いです。
お花の咲く時期についても、5月初旬〜5月下旬(初夏)になります。
その後、花はしっかり咲いたあと、根を残して枯れます。
そして春に咲くというサイクルになります。
それでは次に牡丹ですが、中国の国花として重宝されています。
葉っぱはギザギザでつやはありません。
つぼみも先がとがっています。

咲く時期は4月下旬〜5月初旬(晩春)と、少しずれています。
そして、いっせいに散り、木のまま越冬します。
春になると茎から花が咲きます。
こうして見ていくと、いろいろな違いがありますが、一番簡単な見分け方は葉っぱが決めてかもしれませんね。

 

 

開花時期はどの季節なの?

芍薬という花がありますが、この花が開花する時期は季節で言うと夏の初め頃になります。
気温が温かくなれば咲き始めますので、早ければ春頃に咲く場合もありますが、大抵は初夏と考えて良いでしょう。
花屋で売られ始めるのは5月に入ってからですから、春の季節の花とも言えます。
この時期になりますと、白やピンクの芍薬が目に付き始めますが、芍薬には花びらがたくさん付いていますので、ブーケや花束としても適しています。
芍薬が開花する時期は温かい季節ですから、夏の間も目にすることができる花です。
1度開花しますと、秋頃まで咲いていますから、鉢植えなどに植え替えて楽しむという方法もあります。
多年草に属していますので、翌年以降も開花しますから、鉢植えなどに移すと長持ちしますのでおすすめです。
長持ちさせるためには、秋頃に土を入れ替えることも大切になります。
なお、初夏の季節に開花して秋頃に枯れてしまった花は、花の根元から切り取ってしまっても構いません。
こうすることで、枯れた部分に余計な栄養が渡ることがなくなり、根元や茎に栄養が行き届くようになりますから、翌年も咲くことができます。
春から夏にかけての花として、芍薬を植えると華やかになるでしょう。

 

 

芍薬を使った漢方の効果や効能を教えて!

芍薬の含まれる漢方の効果効能には、血流を改善する作用と、筋肉の痛みやけいれんを沈める作用があります。
これらの作用には、ペオニフロリンという成分が関係しています。
ペオニフロリンには、筋肉を弛緩させるはたらきや炎症を抑えるはたらき、血管を拡張するはたらきなど、幅広い効能があることが研究により認められています。
また、血管のはたらきを促進し、足りない血液を補うといった作用ももっています。
これらの効能から、芍薬は、女性特有の悩みに効果のある漢方として、冷えのぼせや月経不順、月経痛、更年期障害といった症状に多く用いられてます。
代表的なものには、当帰芍薬散、桂枝茯苓丸、加味逍遥散があげられます。
3つとも似たような効果をもっていますが、体質や症状、病気の原因によって、処方される漢方は変わってきます。
当帰芍薬散は、むくみやすく、疲れやすい方に。
桂枝茯苓丸は冷えのぼせのある方、加味逍遥散はイライラなどの精神不安の方に向いているといわれています。
3つともドラッグストアなどで手軽に購入できますが、自分で選ぶときは、注意が必要。
漢方薬は、その人の体質に 合っていないと、ほとんど効果はありません。
それどころか、悪い反応が出てしまうことも。
必ず専門の方に相談し、自分に合った漢方を使用してください。

 

 

参考サイトについて

芍薬を使った漢方の一つとして、生漢煎というものがあります。
生漢煎は様々な生薬を配合していますし、インターネットを使って購入することができます。
詳細についてはこちらのウェブサイトに載っていますので、参考にしてみてください。
生漢煎の効果を説明しているサイト
こちらが、参考になるサイトです。